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コラム

楽観論より悲観論には未来に備える力がある
代表社員 岩田 克夫
 本書は、2020年の東京オリンピック後の「近未来」を描く本である。  日本は本当に“いい国”“素晴らしい国”である。
海外から帰って、成田空港、羽田空港に着く前、飛行機の窓から地上の景色が見えてくると、 「ああ帰ってきた」と、いつも私はほっとして胸を撫でおろす。
 空気はきれいで、水もきれい。しかも、水道水が飲める※1。街も清潔で、ゴミはほとんど落ちていない。 治安もいい。不安なく街を歩ける。四季があり、そのおりおりの暮らしが楽しめる。 そしてなりよりも食べ物がおいしい。東京は、「ミシュラン」の星を獲得しているレストランが世界一多い都市だ。こんな国は、世界のどこにもない。
 しかし、そんな国が、今後間違いなく衰退していく。
 私はこれまで未来予測の本を何冊か書いている。そのすべてで「悲観的未来」「絶望未来」を描いてきた。 そのなかでも極めつきは、『人口が減り、教育レベルが落ち、仕事がなくなる日本』(PHP研究所、2014)である。 この本には、明るい話は一つも出てこない。
 私が小学生だった1962年、英「エコノミスト」誌は、「注目の日本」(Consider Japan)という特集記事を掲載した。 この特集記事がいまでも語り継がれるのは、その後日本が大発展するという未来をピタリと当てていたからだ。
 実際、日本は1968年にGDPで当時の西ドイツを抜き、世界第2位の経済大国になった。 そして、1979年には「ジャパン・アズ・ナンバーワン」(エズラ・ヴォーゲルの著者のタイトル)とまで称される国になった。
 しかし、「エコノミスト」誌は、2012年に、2050年の世界を予測した本(『2050年の世界—英「エコノミスト」誌は予測する』文藝春秋)のなかで、 今度は日本の衰退を予測した。
 「日本は世界史上未踏の超高齢社会となる」「高齢化による国家財政の悪化が進む」「日本のGDPは、2050年には相対的に大幅に低下する」など、 次々と暗い未来図が提示された。2010年、日本のGDPは世界経済の5.8%を占めていた。 それが、2030年には3.4%になり、2050年には1.9%になる。経済成長のスピードも西ヨーロッパを下回り、 今後40年をとおして、1.1〜1.2%で推移する。その結果、2050年には、日本経済はいまの3分の1になってしまうというのだ。
 1962年の予測が当たったように、2012年の予測もまた当たるだろう。
 人は悲観的未来より、たとえそれが希望的観測にすぎないとしても「必ず日本は復活する」という楽観的未来を好む。 誰もが耳触りのいい話、聞いて夢が持てる話を期待する。だから一部の識者は「日本経済が世界最強」などという本をいまも臆面もなく書くが、 私にはこれができない。
 楽観論より悲観論のほうが、将来を切り開く力がある。取り返しのつかない最悪の事態に備えるためには、悲観論を受け入れることが必要だ。 悲観論には未来を変える力があるが、楽観論にはそれがない。
 それでは、悲観論から予測した2020年以後の世界をお読みください。
東京「近未来」年表 P13より

 追伸
 ※1初めての海外旅行は昭和48(1973)年3月。 ヨーロッパ付加価値税視察団(全国青年税理士連盟・全国婦人税理士連盟 団長 岩田克夫。)報告書作成。
 空気はきれい、水もきれい、しかも水道水が飲める日本に比べ、パリのホテルの水道水は石けん臭がし、初めて「エビアン」水を買った。「ワイン」より高価だった。
 昭和63(1988)年6月、チベット・ラサから帰国。無風快晴なのに三日間飛行機が離陸出来ず、滞在。
 原因は途中の成都がスモッグで雲に覆われ、着陸不可とか。
 2013年11月、その後ニューデリー等大都市に近づくとスモッグに汚れた空が・・・。 日本の東京の良さ、愛国心?が自然発生に芽ばえるのに。人口減少に伴う「日本沈没」?が始まった。
 栄枯盛衰は世の習いとはいえ残念。
 とは言え、江戸時代260年間日本は人口3,000万人台で推移、100万人都市「江戸」は自然循環衛生都市であったので、 これからの日本は経済成長を求めず人口に比例した健康寿命100年幸福社会を目指すのも如何?

年賀状雑感と寝正月のご報告
代表社員 岩田 克夫
年賀状雑感

 年賀状の内容は相手方の年令から内容が異なる。
先ず、家族の写真入り。
  • 第1子の誕生のスナップ、
  • 小・中学生のスナップ、
  • 成人式のスナップ
  • 子供が巣立って二人の旅行写真
  • 孫・曾孫の中で、三世代・四世代幸福家族、笑顔一杯のおばあちゃん

次いで、近況報告。その中の一枚を!

<元気が一番>
  • 一読 1日1度はまとまった文章を読もう
  • 十笑 1日に10回は笑おう
  • 百吸 1日に100回(1回につき10回位)深呼吸しよう
  • 千字 1日に千字位は文字を書こう
  • 万歩 1日に1万歩目標にして歩こう
     (高齢者の健康法 病院待合室のポスターより)



寝正月の報告

 12月上旬、自宅近く横断歩道で転倒。
幸い、前倒れで、脳検査を当日。念のため翌日も。損傷は打撲のみ。
お陰様で「ツン読」「読みかけ中」の書籍を10冊程読了。
その中で読みごたえがあったのは、
  • Ⅰ SDGsの基礎
    • なぜ、「新事業の開発」や「企業価値の向上」につながるのか?
  • Ⅱ SDGsが問いかける経営の未来
  • Ⅲ 「持続可能な開発目標」(SDGs)について
    SDGsを通じて、豊かで活力ある未来を創る 平成31年1月 外務省
  • Ⅳ 東京「近未来」年表 山田 順
    • オリンピック後の10年で何が起こるか?
    • 東京五輪後の10年に悲観論で備える!
    • 気がつけば400万人の移民大国 中国人に見捨てられ「観光立国」終焉
      働く女性が報われない女性残酷社会
      リニア新幹線は「絶対ペイしない」
      キャッシュレスによる監視社会の完成etc.
    • 悲観論こそ下手な楽観論より未来に備える力がある!
    • 大波乱!2030年の日本はこうなる!
    • 「億ション」「タワマン」の東京バブル再び
    • カジノでさらに中国人を呼び込む皮算用
    • 窮地に陥った政府が目指す資産への課税
    • 女性は経済力、男性は容姿を求めてさまよう
    • 「子ども食堂」の広がりに見る「子どもの貧困」
    • 人間の「格付け」ですべてが決まる社会



 1月の中野法人会・東京税理士会の役員・三菱・みずほ・りそな・千葉各銀行等支店長へ配布、ムサボリ読んで?くれたのは特に東京「近未来」年表。


擱筆

便所の神様考

― 中野事務所に多目的トイレの設置 ―
代表社員 岩田 克夫
 9月10日(月)宿願の肢体障害者・高齢者のため、車椅子での排泄(はいせつ)用トイレ完成。
使用開始することとなりました。

 そこで便所に宿る神様のことを「トイレ」排泄の空間から見る文化と歴史、屎尿・下水研究会[編著]ミネルヴァ書房を主体として書くことにします。

 「古事記」「日本書紀」によればイザナミ(伊邪那美)がヒノカグツチ(火之迦具土)を産み死んだとき、大便と小便を排泄。
 大便からハニヤスビコ(波邇夜須毘古)とハニヤスビメ(波邇夜須毘売)とが、小便からは水の神であるミツハノメ(弥都波能売)と穀物の神であるワクムスヒ(和久産巣日)とが産まれたといいます。
 ここに出てくるハニヤスビメとミツハノメを「トイレの神様」としたのはト部神道や橘家神道を伝えた人々だとされています。  このハニヤスビメ(大便)、ミツハノメ(小便)、これに中国の柴姑神が女の神様で美人とされていることから『トイレの神様は美人なんだ』という話になっていったのではないでしょうか?

 年をとって寝たきりになり、下の世話をされるのが「嫌」というプライドを持っている大人はわかると思いますが、生まれて何年か後に自立して一人でトイレに行き、自分で尻始末をしたことを憶えておられる方なら、できれば最後の最後まで自分で自分の尻始末をしたいと思うのは当たり前の考えでしょう。
 尻始末を自分で出来る間が本当に生きている時間なのではと考えます。
 明治生まれの父に「自分の尻始末も出来ないのは一人前ではない。」など言われた記憶があります。

 トイレの神様を祀る寺社に東京・品川の東光寺、伊豆・湯ヶ島の明徳寺、神社でも東京・北区の平塚神社にトイレの神様のお札を頂き死ぬまで「下の世話を他人にしてもらわなくても済む」伝えられていますので涼しくなったら「平塚まんじゅう」を喰べるのかねて参拝したいと思っています。

 便所の神様は右手で小便を、左手で大便を受けとめて、常に人間の健康を気遣ってくださっていると言われています。
 考えてみれば「人間ドック」時、大便・小便・啖(タン)など人体から放出されるモノを分析し、健康診断をするのであるから、ソマツに扱うことは万病を患うことになります。


<トイレの神様にまつわる風習・ご利益・俗信>
  • 出産 新生児(3日目、7日目、あるいは33日目)
    • トイレの神様へ雪陰参
  • 子供が便所に落ちたとき
    • 昔、死ぬことが多く一端あの世に行き助かったことを感謝
    • 新しい名前をつける
  • 妊婦がトイレ清掃、花を供え祀れば安産で美男美女が生れる


<閑話休題>

 小生の生れ育った近く中野駅南口に、三代続く居酒屋があり、初代の女将さん、二代目は中野九中の4年後輩と趣味豊かな仙台美人。ロシア美人をゲットした三代目の若大将は新婚ホヤホヤ。
 同伴した東京商工会議所職員が世界一美味と絶讃した「煮込」もさることながら、トイレといえば、汚い・暗い・怖い・臭い・壊れているため嫌われる手洗はいつも清潔な上、四季折々の一輪の生花、バラ・カーネーション・リンドウ・ガーベラ・スィートピー等がさりげなく飾られている。
 トイレの神様よりスバラシイ四代目が授かることだろう。
 家族仲良く心やわらぐ店「安兵衛」さんへ60年通っている。

岩田 克夫 2月の行動
代表社員 岩田 克夫
  • 2月3日(土)より18日(日)まで、南極半島クルーズ参加。
    只今、時差(12時間)ボケ、ギックリ腰で療養中。
    詳細は後日ご報告致します。



  • 2月24日(土) 第3回障害者スポーツフォーラム参加。


    二度目の参加。毎回心洗われるフォーラム。
    特に、聴覚障害を持った娘を育てるために、障害者の指導教育をする父親が
    「失われたものを数えるな、残ったモノを活かせ」
    と、父・娘と身体(感覚)で憶えさせ理論(理屈)で得心させる体験談が耳に残った。

11月に購入した書籍をご紹介
代表社員 岩田 克夫
  • 条解行政手続法 第2版

    参照:http://www.koubundou.co.jp/book/b313304.html

  • ポーラースター☆ゲバラの覚醒
  • 歯切れよく生きる人
  • サラリーマン川柳むちゃうけ傑作
  • サラリーマン川柳なっとく傑作選
  • リーダーは歴史観をみがけ
  • 地方消滅 創生戦略編
  • 国税庁統計年報書 平成27年度
  • 現人神の創作者たち(上)(下)
  • 湖畔荘(上)(下)
  • 藤沢周平事典
医療法人社団公朋会 西嶋公子理事長のインタビューが「TKC医業経営情報5月号」に掲載されました
代表社員 岩田 克夫

当事務所のお客様である医療法人社団公朋会の西嶋公子理事長は、住民とともにボランティアグループをつくり、 高齢になっても住み慣れた場所で最期まで暮らすことができる地域の実現に取り組んでこられ、 2014年の「日本医師会 赤ひげ大賞」を受賞されました。
その素晴らしい功績を讃え、医事新報、産業経済新聞、月刊文芸春秋に続き、「TKC医業経営情報5月号」 にも西嶋先生のインタビューが掲載されました。その内容の見出しを紹介します。

  • 疲弊した介護者の姿と介護の経験からボランティアグループの必要性を感じた
  • 「暖家の会」から「住民の会」へと進化 ケアセンター成瀬を開設
  • 住民みんなの手づくりで決め事は納得いくまで話し合い
  • 住民参加型の医療・介護を実現するノウハウを広めていきたい

と、人間愛に基づいたA4 4頁の記事でございます。

また、上記の記事において顧問税理士 岩田から以下のコメントを述べさせていただきました。


「人生 意気に感ず 功名 誰か復た論ぜん」 西嶋先生とは開業時からのお付き合いをさせていただいております。 先生は、人間味豊かな、包容力のある女医であると同時に、主婦の視点から地に着いた発想力と行動力で、 当初より在宅医療を展開しておりました。 さらには患者さんと一緒によりよい地域医療づくりに取り組み、 「ケアセンター成瀬」の開設に結実、発展させていることは本当に素晴らしく思います。 また、私自身、同センターを運営する社会福祉法人創和会の監事としても、その活動に参画、 協力できたことを誇りに感じております。 先生の想いが実現できるようこれからも末永くサポートさせていただきます。

金沢・能登へ行ってきました!

平成27年4月2日、3日に社員旅行で桜咲く金沢・能登へ行ってきました!

3月14日に開業した北陸新幹線に乗って金沢へ。

金沢駅の鼓門



1日目は金沢駅周辺を観光。金沢城公園や兼六園へ。

兼六園



2日目はレンタカーに乗って能登半島へ。

能登金剛の巌門



繁忙期の疲れを吹き飛ばす楽しい2日間でした!

東京大学市民後見人養成講座を修了いたしました。
代表社員 岩田 克夫 税理士 小野寺信哉

平成27年2月22日に、当法人の代表社員税理士岩田克夫及び税理士小野寺信哉が「東京大学市民後見人養成講座」を修了いたしました。


当講座は、東京大学政策ビジョン研究センターが行う市民後見研究実証プロジェクトの一環として開催され、一応の成果を得て7回目となる今回で終了しました。その概要は、地域に暮らす人々の安心と安全を守り、その福祉を向上させることを主な目的に、市民後見人として地域で活動するための知識と経験を習得するため、後見に関する制度・法律・事例や対象者理解などの座学、ならびに施設体験実習や後見実務演習などの実習を内容としたカリキュラムを提供する系統的なプログラムです。


8月30日より東京大学校舎にて土曜・日曜を使った全56コマ(1コマ80分。計74時間)の座学が始まり、また並行して50時間の実習プログラムを履修し、結果として合計124時間を費やし修了まで漕ぎ着けることができました。


実習プログラムの内容は以下のとおりです。

  • 地域の社会資源の把握
    地域の行政機関、社会福祉協議会、医療・介護施設の実施する後見関連施策を調査する。
  • 施設体験実習
    高齢者向け施設または障害者施設においてインターンシップ活動を行う。
  • 後見実務演習
    後見等開始申立書、申立事情説明書、後見人等候補者事情説明書など後見等開始申立に係る書類一式を作成する。
  • 市民後見NPOの立ち上げ
    地域に市民後見NPOを立ち上げる。もしくは既存NPO等の定款を変更し後見業務の実施を可能とする。

特に実習プログラムのメインとなる施設体験実習では、岩田は杉並区の軽い認知症高齢者向け通所介護グループホームへ、 小野寺はさいたま市の知的障害者向け就労支援作業所へ伺い、それぞれ日常業務では経験し得ない、2日間の貴重な体験をしてきました。


そもそも市民後見人とは「専門職や社協などの職業後見人以外の者のうち、本人と親族関係ないし交友関係がなく、 主に社会貢献のため、地方自治体や大学等が行う後見人養成講座などにより成年後見制度に関する一定の 知識、技術、態度を身に付けた上、他人の成年後見人等になることを希望して、家庭裁判所より後見人として 選任された自然人ないし法人」(最高裁判所「成年後見関係事件の概況 -2013年1月~12月-」より。)のことをいいます。


例えば認知症の方や判断能力の不十分な方が、悪意ある人間に騙された、盗まれたなどの事例は残念ながら 数多く存在しますが、これらの人々をサポートし、本人に代わって「財産管理」や「身上監護」を行うのが成年後見制度の主旨であり、 その担い手として税理士・弁護士・司法書士といった専門職だけでなく、各地域に暮らす市民にも期待が高まっております。


税理士法人昴星では、当講座の理念と履修内容を所内全員に浸透させ、 市民後見活動の啓蒙を通じて、益々の社会・地域貢献に励んでいく所存です。

インドネシア現地事情視察略報
代表社員 岩田 克夫

三寒四温の候、かねてより熱望ASEAN 10か国の事務局所在地、経済成長著しいインドネシア・ジャカルタの現地視察が 東京商工会議所 中小企業部に於いて企画され、2015年2月1日(日)~5日(木)の5日間、岩田克夫と小野寺信哉税理士の 二人が参加いたしました。


時を同じく、日本商工会議所が「訪インドネシア・フィリピン経済ミッション」と重なり、公式行事。

  • 日本大使のブリーフィング (於:日本大使館)
  • ASEAN日本代表部のブリーフィング (於:日本大使館)
  • 日本・インドネシア経済界との昼食会及び日本・インドネシア経済ダイアログ
  • インドネシア政府とのダイアログ
  • ジャカルタジャパンクラブ(JJC)との夕食会

等、日本商工会議所と行動を共にしました。


お陰様で、白バイ・パトカー先導で大型バス2台、マイクロ1台(東商)大使館公式訪問栄誉?に浴しました。


日本からの現地進出企業の視察 (東商のみ)
㈱ケーヒン、福助工業㈱、㈱大岸製作所、そして最も感銘したのは、学生時代インドネシア訪問から 31年間地元企業PT.MASUYA GRAHA TRIKENCANAグループ9社売上100億円超に成長させた オーナー市原和雄社長の生々しい現地報告とその苦労話をお聴きすることができたことです。


追伸
 日本商工会議所から 訪インドネシア・フィリピン経済ミッション報告書が発行される予定です。
 その折、再び詳細に報告させて頂く予定でございます。 鶴首の程。

より高きを求めて!
代表社員 岩田 克夫

76才になっても、左膝を痛め手術し登山活動は断念しても、その精神、未知への探求心・好奇心は衰えず。

8月より上の身分証明書の如く、76才の東大生?
赤門前の食堂では、学割100円引ランチ活用。
「シテヤッタリ!」と、ニンマリ。
棺桶へ片足入りでも、未だボケずに茶目っ気をタップリ。


税理士 小野寺信哉(35才)と共に。平成26年8月30日より平成27年1月11日まで、土・日14回84時間の座学と体験実習50時間以上。
(グループホーム2日間、中野区医療・介護地域包括ケアの資源レポート、財団法人設立事務etc)
で履修修了書の交付。しかし悔しいかな市民後見人就任年齢は満70歳まで。


年々膨張する医療費約37兆円。その54.0%を占める高齢者(65才以上)の支給額20兆円。
後期高齢者14兆円(75才以上)    年平均一人当たり 93.3万円  約1,500万人
前期高齢者6兆円(65才~75才未満) 年平均一人当たり 42.8万円  約1,400万人


「高齢者、特に後期高齢者の医療費を削減することが急務である。」 厚労省の担当者。


そして解決策の一つとして、平均寿命と健康寿命との間隔は、現在約10年。
この10年間に一人当たり933万円の医療費が支出されるのであれば、5年、3年、1年と短縮出来れば、1/5、3/10、1/10となる。
ボケず、「ピンピンコロリ」と、あの世へ旅出することができたら…。


日本の良き伝統「自助・互助・共助・公助」も急変する高齢者社会に順応すること出来ず。 膨張続ける社会保障給付費は2014年度(予算ベース)115.2兆円(対GDP23.0%)である。 さらには「朝三暮四」の消費税10%への先送りは、社会保障改革の動向と、これからの医療・介護にどう影響するか、心配である。

感謝状一枚

事務所のお客様から、こんな相談をいただいた。 3月11日、東日本大震災から一年、生徒さんや従業員から支援金の拠出をされ、当社もお蔭様で今期、利益も予想される。 そこで、ついては200万円を当社の塾経営と業種から「教育のため」と使途指定して寄付したい、寄付先を斡旋してほしい、 という嬉しいお話をいただいた。それに加えて、出来れば3月13日の卒業式でご父兄、卒業生、教職員等に ご披露したいので感謝状を頂ければ、とのご要望であった。


第一、当事務所の佐藤税理士の出身地、宮城県K市へ連絡をとった。 佐藤も旧年、市長上京の折、直接懇談の機会もあり、東京水産大学の同級生も私ども 関係先社団法人の理事という人脈もあったためである。


初め、使途限定も不可、感謝状も前例なし、との回答も、「教育資金」として受け入れるがお礼状のみで感謝状はダメ。 前例はこの機会に破り、コロンブスの卵として発行したら、と担当者にお勧めしたが却下された。 二つの条件を充足せねばと白紙に戻し、再考した。


岩手県大槌町ご出身で工務店を営むA社長は、先祖代々の宮大工を引き払い、40年前に一族郎党引き連れて上京。 今日に至り、大槌町出身の成功者として神社鳥居再建等、郷里の面倒をよく見ていると仄聞していた。


今回の東日本大震災では、従兄弟の大槌町総務部長である平野公三氏の相談相手として、 流された神社の鳥居の復元等、また、上京の度毎に何かと力になっていたことを思い出した。


そこで、寄付者にK市から大槌町への変更することをお許しいただき、平野部長へ電話、二つの条件を快く受け入れ、 卒業式には立派な額入りの感謝状が届き、関係者一同お披露目することが出来、同慶至極。


<追記>
それにしても、前例主義尊重の硬直な官庁行政より、たった一枚の感謝状によって、贈る人、 受け取る人が気持ちよく絆を確かめ合える、血の通った行政をのぞみたいものだ。 ちなみに先日、中野税務署・中野法人会の行事余剰金10万円余を中野区社会福祉協議会へ寄付したところ、 協議会より旬日もおかず立派な感謝状が届いた。

品川芳宣教授の最終講義を受講

標記のご案内により、2月4日(土)、早稲田大学11号館501号、当法人社員税理士佐藤秀一と共に参加した。
お人柄から、旧職場の同僚、筑波大学時代の教え子等、川北力国税庁長官までも講義に参集され、
広い教室も満席の盛況。同大学大学院会計科長、佐々木宏夫教授の愛情こもる惜別の挨拶。


題目「税法と会計の交錯における問題点とその方向性」


国税庁入庁以来50年、英国会計学者の主張「会計は科学(Science) でなく、技法(Art)である。」を発展させ、
税法の課税所得から会計へのアプローチを目指し、一定の学問的成果を得たと。
熱情溢れる最後の90分間の講義に目頭が熱くなり、後列では慟哭する人も。

男児 志を立てて郷関を出づ

学もし成らずんば 死すとも還らず…。

「坂の上の雲」の時代は、今も生きている。


品川教授は、幼時満州より新潟県に引揚げ、昭和32年3月中学同期161人中、 高校進学者は5人(下宿が必要)、家は貧しく、卒業すれば働くことを決めていたが、 地元農業高校分校11人の中の1人として進学、2年生、学校の家畜世話のため日曜登校した折、 不真面目な態度を咎められ、教師より午前8時から正午まで4時間説教され、初めの2時間は反抗したが、 熱意、真情溢れる諭しに泣きじゃくり、非を詫び、それより改心、卒業。 一年間の農林技官を経て国税庁へ転職。高松国税局長を最後に33年間の国税庁退官。


筑波大学教授に転身。
早稲田大学は2005年から7年間、70歳定年退職。17年間の教育者生活に終止符。 無遅刻、無欠勤、定時、定刻を厳守、実務経験を取り込んだ、密度の濃い授業であった。


<私と品川芳宣教授との関係>
感謝をこめて
筑波大学の税法学担当教授時より、私たちの研究会「二水会」の毎年1月の定例講師としてお招きするとともに、 税理士会の各種委員、講師としてご活躍を頂いてきた。また、2005年度 早稲田大学法科大学院の 最初の「税務訴訟補佐人講座」の指導教授として租税手続法を、租税判例講座(法人税・資産税)2006年度、2年間聴講。

尚、佐藤秀一税理士は2011年度の「租税訴訟補佐人講座」最後の教え子。